コンテンツまでスキップ
梱包ガイドブック

はじめての人でもわかる梱包の手順と最適な梱包方法について

【1】梱包とは?

梱包とは、製造した商品をダンボールなどの適切な資材で保護し、保管・輸送しやすくすることを梱包といいます。

【2】なぜ重要なのか?

サプライチェーンにおいて、商品の梱包状態は極めて重要です。商品の受け取り手は、見た目が美しくて環境に優しい耐久性のある資材で商品が梱包され、破損のない状態で手元に届くことを期待しています。適切な梱包は、受注した商品を事故なく顧客に届けるだけでなく、無駄なコストの削減や環境保全にも寄与します。

【3】梱包にはどんな種類があるのか?

輸送中に商品を保護するためには、高品質の梱包が不可欠です。次の内容は、商品を自分で梱包する場合の一般的なガイドラインです。以下に、梱包要件の決定に役立つ考慮事項があります。

梱包ガイドブック

おすすめ素材

梱包ガイドブック

【4】内部梱包素材

梱包にはそれぞれの特性があり、適切に使用することが重要です。
以下の表は、どの材料があなたのニーズに適しているか決定するのに役立ちます。

内部梱包

【5】環境に優しいソリューション

環境に優しいパッケージには、一般的に、環境を汚染せず、人間や野生生物の健康に害を与えず、循環型経済をサポートするように設計された材料が含まれています。ニューヨークでは最近、買い物などの持ち帰り用のカートンやバラの緩衛在のパッケージに使用される軽い素材である発泡スチロールの使用を禁止しました。以下は、環境に優しいパッケージの代替例です。

leaf
cusionpaper
machine
materials

生物分解バラ緩衝材

発泡スチロールの緩衝材に最も近い代替品を探している企業のために,生分解性の緩衝材が利用可能です。これは発泡スチロールと違って、自然に分解されるため、環境に優しい素材となっています。

クッションペーパー

発リサイクル可能な紙の気泡緩衝材はプラスチック製のエアキャップの代替になります。エアキャップと同じように衝撃から保護する蛇腹状の形を生み出すために小さなカットが施されています。

緩衝材製造機

機械を使って紙を緩衝材にすることができるので、プラスチック素材を使う必要がなく、環境に優しい梱包ができます。このような製造機で作られる緩衝材はすぐに梱包に使えるため、スムーズな梱包作業が可能になります。

海藻梱包材

ある日本のデザイナーがagar plasticity(寒天可塑性)と呼ばれる製品を開発しました。寒天は2種類の紅藻から作られています。紅海苔を茹でて寒天を抽出し、さまざまな工程を経てパッケージ製品を生み出しています。

【6】梱包方法

損害を防ぐには、高品質のパッケージングが重要です。
梱包のニーズを評価することは、輸送したい商品の種類に最適な素材を決定するための重要なステップです。

梱包方法

【7】留め方

最適なテープは、輸送中に商品を保護するのに役たちます。
選択した粘着テープと商品を封印する方法の両方によって、輸送中に商品が露出したり、破損したりするのを防ぐことができます。

留め方

【8】ケアマーク

取り扱い説明ラベルを適切に使用することで、輸送中の商品の適切な輸送方法、取り扱い方、および保管を確保することができます。一般的に使用されるラベルの例を次に示します。

caremark

【9】パレチゼーション

商品のパレチゼーションには多くの利点があるため、サプライチェーンの最適化に向け検討する価値があります。また、人の手では扱えない重要物はパレットに載せる必要があります。パレチゼーションする際に気を付ける点がいくつかあります。

【10】適切な梱包をしないとどうなるのか?

輸送サービスを利用するとき、利用者は飛行機や船、トラックの積載スペースに対してお金を支払っています。この場合、輸送コストは商品が占有するスペースに依拠することから梱包後の体積が重要となってきます。しかし商品破損のリスクを恐れ梱包が過剰になり、不必要に体制が大きくなっているケースが多いのが現状です。一方では、梱包が不十分だと商品破損のリスクが高まります。

梱包ガイドブック

【11】適切な梱包とはどんな状態?

輸送サービスを利用するとき、利用者は飛行機や船、トラックの積載スペースに対してお金を支払っています。この場合、輸送コストは商品が占有するスペースに依拠することから梱包後の体積が重要となってきます。しかし商品破損のリスクを恐れ梱包が過剰になり、不必要に体制が大きくなっているケースが多いのが現状です。一方では、梱包が不十分だと商品破損のリスクが高まります。

checkpoint

【12】梱包の改善は物流会社に委託することも選択の1つ

物流の改善は、物流の全体を把握している物流会社に依頼するのは検討する価値のある選択肢です。
委託するとこんなメリットがあります。

(1)必要強度の確認

企業の考える必要度と物流会社の考える必要強度は必ずしも一致するとは限りません。実際に荷扱いをする物流会社に相談することで輸送に必要な強度の目安がわかります。

(2)輸送コストの削減

梱包を見直すことで、送料も大きく削減できる可能性があります。さらに、現在の梱包方法を分析することで、保管するスペースの最適化を行うことができます。あなたの商品は折りたたみ、積み重ねることができますか?積み重ね可能な貨物にすると、天井までのトラックスペースに料金を払う必要がないため、費用を節約できます。

(3)商品の損傷を軽減

適切な梱包材を使わないと、輸送中に商品が損傷する可能性があります。外装に加えて、パッケージのラベル表示と内部の隙間埋めることも、商品の損傷を減らすのに役立ちます。ECサイトの商品では小さい商品でもエアクッションがたっぷり入った大きな箱に入れるのはそのためで、配送時の破損を防ぐことができます。

(4)コンプライアンス違反による遅延を軽減

輸送するものと輸送先によっては、梱包で考慮しなければならない規制上の問題が発生する可能性があります。例えば、EUに出荷する場合、パレット化されたアイテムの輸送に関していくつかの非常に厳しいガイドランがあり、その基準を満たしてない場合、出荷は税関で保留される可能性が高くなります。特に、海外に発送する場合は、梱包のコンプライアンスの問題に注意する必要があります。

【13】西濃運輸なら梱包もまるごと委託できて安心です

セイノーのロジスティクス事業部では、荷受引取、梱包、流通加工、保管、入出荷倉庫管理までをワンストップで対応可能です。物流にかかわるお悩みがありましたら、ぜひ当社へ物流委託をご検討ください。

梱包ガイドブック

PDF(ホワイトペーパー)としてダウンロード

梱包ガイドブック資料はPDFとしてダウンロードいただけます。
下のダウンロードボタンよりお気軽にご覧ください。

個人情報の取り扱いについて>

Copyright © 2023 Seino Holdings Co.,Ltd All rights reserved.